【お料理デビューのきっかけに♪】人気絵本「えんそくおにぎり」【春のおすすめ】
「普段は時間がないけれど、休みの日だし
そろそろ子供に料理を教えてあげたいな」
という方はいらっしゃいませんか?
そんな方にぜひ読んでいただきたいのがこちら
「えんそくおにぎり」!
この時期になると書店でも広く並べてある事が多い人気の絵本です。
連休が明けたころ、保育園&幼稚園や小学校で遠足があるというご家庭にもおすすめですよ♪
※ネタバレがありますのでご注意ください
作者は?
宮野聡子 作
講談社
あらすじ
きょうは、えんそくの ひ。
(中略)
きみちゃんは、だいすきな おにぎりを
じぶんで にぎろうと
エプロンを もって、やってきました。
お母さんに教えてもらい、
途中失敗しながらもあきらめずおにぎりを握るきみちゃん。
何とか上手にできたおにぎりを
リュックにいれていよいよ遠足です。
ケーブルカーに乗った後、
みんなで山の頂上へ!
楽しい遠足でしたが、その最中に事件が…
きみちゃんは無事におにぎりを食べられるのでしょうか。
みどころ
「えんそく」「おにぎり」という
子供が大好きなワードが二つも入っているだけあって、読んでいるだけでワクワクする
シーンがたくさん出てきます。
①やってみたくなるお料理シーン
絵本の前半は、きみちゃんが起きてきてお母さんとまぜごはんのおにぎりを握るシーン。
朝早くからお弁当作ってるときに
「自分でやりたい」
なんて言われたら私なら追い返すわ…
はじめにお母さんがお手本を見せるのですが、きみちゃんにはうまく握れません。
そこでお母さんが機転をきかせて
お茶碗とラップでにぎる方法を教えてあげると、
今度は大成功♪
大よろこびでお父さんや弟の分まで
にぎってあげるきみちゃんの姿に、
子どもも思わず感情移入してしまいます。
読んだ後はもちろん
「わたしもやってみたい!!」(笑)
…ということで、
一緒におにぎりを握りました。
(当時3歳)
子供が
「自分でもできそう!」
「おいしそう!」
と思えるちょうどいいレベルなので、
料理に挑戦させるいいきっかけになるのではないかなと思います。
巻末には絵本に出てきた混ぜご飯のレシピも載っているので、
再現してみるのもいいですね♪
今ではすっかりお料理好きになりました。
②いってみたくなる遠足シーン
後半の遠足シーンでは集合してから
目的地の山までむかう様子が描かれています。
みんなでケーブルカーに乗りながら
「自分で握ったんだよ!」と楽しくおしゃべりする姿や、
きれいな景色に感動する姿など
「遠足ってこういう感じなんだな」
「なんだか楽しそう!」
というのが伝わってくるので、この春遠足デビューするお子さんにもおすすめです♪
作者の宮野さんは淡くて明るい、優しい色使いの絵で何冊も絵本を出されている人気の作家さん。
カラフルで生き生きとした子供たち、
ふわふわの毛並みまで伝わってくるかわいい動物、
おいしそうなお弁当、春の山の美しい眺め…
出てくるテーマと絵の雰囲気がマッチして、この時期にぴったりの明るい世界観になっています。
娘もこの絵本が大のお気に入りで、新年度を迎えたころになると必ず読んでいるおすすめの一冊です★
ちなみに今、この記事を書いている私を見て当時を思い出したらしく、
おにぎりを一人でにぎってくれました。成長したな…(泣
何歳から読める?
本が好きな子なら2歳くらいから読めそうな文章量ではありますが、
やはり「遠足」「自分で握ったおにぎり」がポイントのお話なので保育園や幼稚園の年少・3歳以上のお子さんにピッタリかなと思います。
裏表紙に描かれたお母さんの姿に、
母親なら思わずグッときてしまうはず。
今の時期にイチオシの一冊、
ぜひ確かめてみてくださいね。
↓優しいお母さんが活躍する絵本ならこちらも!
kanimai-ehon-yomikikase.hatenablog.com
AMAZONユーザーの方はこちら↓
楽天ユーザーの方はこちら↓
えんそく おにぎり (講談社の創作絵本) [ 宮野 聡子 ]
- 価格: 1540 円
- 楽天で詳細を見る
連休中に、非常時の備えを見直しませんか?
↓読んでいただきありがとうございました。
よろしければ登録していただけたら嬉しいです。