【冬になったら虫はどこにいくの?】写真絵本「さよならトンボ」【3才・4才・5才】
この間まで汗ばむ日もあったはずなのに、いつのまにかすっかり秋本番といった寒さですね。
わが家がこの時期毎年読んでいるおすすめの絵本がコチラ
「さよならトンボ」
です。
※ネタバレがありますのでご注意ください
作者は?
石亀 泰郎 作
文化出版局 出版
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あらすじ
秋の終わりから冬に向かいはじめる自然の中。
パートナーと出会い、命を育み、仲間と戯れる楽しそうなトンボの姿からこの絵本は始まります。
夕焼けに染まる野原で楽しそうに過ごすトンボたちでしたが、そこに少しずつ寒さが迫ってきていました。
弱ってきたトンボたちを待ち受ける過酷な運命。
仲間が助けに行っても、もう誰にも助けることはできません。
短くともたくましく生きるトンボの姿を追った、胸を打たれる写真絵本です。
おすすめポイント
「冬を越せない虫の終わり」という、子どもには少し重いかもと感じるテーマのこの絵本。
文章はほとんどなく簡単なセリフや説明だけなのですが、
写真が強烈なインパクトをもって読んでいる人に語り掛けてきます。
パートナーや仲間を見つけ、花畑の中楽しく過ごす姿
クモの巣に捕まったり寒さに弱りながら
少しずつ息絶えていく姿
どうやって撮影したの?
と聞きたくなるようなリアリティあふれる切なくも美しい写真の数々が、
命の儚さと役目を全うした身体の美しさを教えてくれます。
初めて読みきかせたのは年少の秋。
当時死というものが少しずつわかってきた娘は神妙な顔で聞き入っていましたが、
夏の間、あんなにいた虫たちは
冬を越せないんだよ。
でも一生懸命生きて、来年はその子どもたちにまた会えるんだよ、と話すとホッとしたような腑に落ちないようななんとも言えない顔でした(笑)
「冬になると虫はどこへ行くの?」と考え始めたお子さんに、自然の厳しさとその中でたくましく生きる命の重さを教えてくれる今の時期におすすめの一冊です。
何歳から読める?
写真+シンプルな一文という構成なので読もうと思えば2,3歳から読めるかなとは思うのですが、「死」というテーマになるので、お子さんの性格や死生観への理解度を考えてから読んであげるのがいいと思います。
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