【ひろがる絵本棚】

親子の会話が・こどもの世界が広がった!今まで読み聞かせてきた2000冊から、特にオススメの絵本を紹介するイラスト付きの感想ブログです。

【おでんダネの可愛いバトル!】「にぎやかなおでん」出口かずみ【変わりダネもあるよ】3歳・4歳・5歳・6歳

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10月も終盤、すっかり寒い日が増えてきましたね。

わが家は北国在住なのでもうストーブですが、今年は灯油が高いのでこの先どうなることやらと不安しかありません(;v;)つらい

そんな悲しいきもちを吹き飛ばすべく!本日は、寒い時期においしい食べものの定番・おでんが主役の絵本
「にぎやかなおでん」
を紹介したいと思います。
※ネタバレがありますのでご注意ください

作者は?

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犬飼 由美恵   作
出口 かずみ   絵

教育画劇    出版

「うろおぼえ一家のおかいもの」がヒット中の出口かずみさんのイラストがかわいいです(^^)

 

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あらすじ

ここはとあるおでん鍋の中。
おでんダネたちがダシのおふろにつかりながら、何やら話をしています。

「ぼくはうまれた時はおいもだったんですよ」
「畑がなつかしいなあ」とこんにゃく。

「あっしは魚だったんですよ。海は最高でしたぜ」とはんぺん。

「最高といっても、畑ほどじゃないでしょう」と言い返すこんにゃく。

そうこうするうち、周りのおでんダネをまきこんで畑(土)VS海のいいところバトルが始まってしまいました!

さてさて、軍配はどちらに?

おすすめポイント

おでんダネの地元自慢、という着眼点が何とも面白いこの絵本!
「言われてみればばおでんダネって海か畑だな…」と大人もしみじみしてしまいます(笑)

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おでんダネたちの回想シーンでは、自分が何をどのように加工して作られたかということも絵で細かく描かれれています。

大豆製品と練り物はスーパーでは同じエリアで売られているので子どもは原材料をよくわかっていないものも意外と多いんですよね。

すり鉢ですられるイワシのつみれやまんまるのこんにゃくいもの姿を見て、「そーなんだ!」と興味津々でした^^

ストーリーはずっとマウンティング合戦をしている話ではあるのですが、出口かずみさんのおっとりとぼけたかわいい絵のおかげで不穏さはなく(笑)

子猫のキャットファイトを見ているような平和な世界観になっています。

また、出口さんの絵本にはよく背景でちょこちょこ小ネタが挟まれており、わたしも娘も毎回楽しみにしています。

この絵本でも挿絵の随所に細かい設定や小ネタがたくさん入れられていて、親子で「○○がいる!」「○○してる!」「かわいね!」と盛り上がりながら読ませていただきました^^
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何歳から読める?

かわいい絵&おでんという身近なテーマなので3歳後半くらいから読むことはできるかと思いますが、中身は解説や説明的な文章が多いので意味を分かって楽しめるのは4歳以上くらいかなと思います。

読んだ後はやっぱりおでんが食べたくなるので、煮込む時間がある余裕のある日の読み聞かせにおすすめです♪

また、表紙と裏表紙、見返し(折り返し部分)をよく見ると本編には登場しなかった変わり種の具材もたくさん登場しています。

「ウインナーもいいね!」「餃子!新しい!」「あ、アボカド・・・‼?」などなど、試してみたくなるアイデアがたくさんなのでぜひ買い出しの前に読んでみてくださいね。

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