【梅雨に読みたいカタツムリ絵本♪】「あかちゃんかたつむりのおうち」・「かたつむりタクシー」【2歳・3歳・4歳・5歳】
少しずつ梅雨入り地域が増えてきた今日この頃。
洗濯もはかどらず主婦には厳しい季節ですが、子どもたちにとってはそんなの関係なし!
水たまりにとびこんだりカエルを見つけて教えてくれたりと、毎日楽しそうに過ごしています。
そんなこの時期の人気テーマといえば、
そう「かたつむり」!
わが家の娘のように、塀があればかたつむりを探しに行くお子さんも多いのではないでしょうか(笑)塀のほかにも排水溝のフタや道路の真ん中(!)にいたりすることもあり、子どもの洞察力に感心する毎日です。
そこで本日は、そんなかたつむりをテーマにした絵本から
実用的な一冊「あかちゃんかたつむりのおうち」
幻想的な一冊「かたつむりタクシー」
の二冊を紹介したいと思います。
※ネタバレがありますのでご注意ください
作者は?
いとうせつこ 文
島津 和子 絵
福音館書店 出版
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あらすじ
【あかちゃんかたつむりのおうち】
小さなおうちをせおって
あかちゃんカタツムリがうまれました。
さっそくいろいろなお花を食べ始めた腹ぺこかたつむりでしたが…
「そんなに食べるとお腹がふくれて
おうちにはいれなくなっちゃうよ」
テントウムシにそういわれ、おびえて閉じこもってしまいます。
果たしてどうなってしまうのでしょうか。
【かたつむりタクシー】
おばあちゃんの家に行くアリの親子。
今日はカタツムリタクシーに乗ることにしました。
急な山を登ったり水の中に突入したり、かたつむりタクシーはどんどん進みます。
楽しそうな虫たちの暮らしを眺めながらアリの親子とおでかけを楽しむ一冊。
おすすめポイント
【あかちゃんかたつむりのおうち】
意外と生態がわからない生き物・かたつむり。(笑)
うまれた時から殻はついてるの?何を食べるの?
など、子どもが気になるようなポイントをかわいく教えてくれるのがこの絵本のいいところ★図鑑にはまだ早いけど好奇心は旺盛な幼児期にぴったりです。
「卵から生まれたね!探せば公園とかに卵もあるのかな?」「生まれた時から殻があるね」「食べたものの色のウンチをするんだね~!」などなど、親も思わず「へえ~!」と言ってしまうような基礎知識がお話の中にさりげなく組み込まれていて、子どもの好奇心をくすぐる内容になっています。
淡い水彩画の雰囲気と、ちょっととぼけたカタツムリの口調がマッチしたほのぼのした世界観もすてき。
「かたつむりちゃん、殻に入れなくなっちゃうのかな…」
と不安そうな子どもとハラハラしながらページをめくると…
ほんわかするオチも、ぜひ読んでみてくださいね♪
【かたつむりタクシー】
かたつむりのタクシーという斬新な設定が魅力のこの絵本。
「遅そうなカタツムリがなぜタクシーを…(ひどい)」と思ってしまいますが、読み進めると納得!ぴったりくっつく体を生かして、橋の裏などの難所もスイスイ進んでいきます。
何といっても見どころは、楽しそうな虫たちの暮らしぶり。
空き缶でできたお店やひっくり返ったマグカップできたカフェなど、リアリティある書き込みを眺めるのが楽しい一冊です。
何歳から読める?
字の量も少なくわかりやすい内容なので両方とも2歳〜くらいのお子さんにオススメです♫
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