【真夏に読みたいストーブ絵本】「もりへいったすとーぶ」【3歳・4歳・5歳・6歳】
梅雨も明けはじめ、真夏の足音が聞こえる今日このごろ。東北在住のわが家も、クーラーを使う日が増えてきました。
そこで問題になっているのが
「ストーブをどこにしまうか」ということ。
灯油の処理も大変だし、場所もとるしで賃貸暮らしのわが家では地味に悩ましい問題となっています。
真冬には散々お世話になったのに邪魔者扱いされるストーブ…気の毒…
ということで、本日は正にそんなストーブの受難を描いた絵本
「もりへいったすとーぶ」を紹介したいと思います。
※ネタバレがありますのでご注意ください。
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あらすじ
「夏中物置で暮らすなんてつまらないや」
「仕事を見つけて働こう」
街へ飛びだし仕事を探すストーブでしたが、真夏の今、どこに行っても疎ましがられてしまいます。
「冬にはみんな僕のことをよろこんでくれたのに…」
悲しい気持ちのストーブは追いやられて森にたどり着きます。
そこでの動物たちとの出会いをきっかけに、ストーブは新たな居場所と役割を手に入れていくのでした。
おすすめポイント
真夏にストーブの話、という意外性が面白いこの絵本。
物置でじっとしているなんて嫌だ!働きたい!という健気な姿と短い手足がかわいらしく、読み始めてすぐストーブを応援したい気持ちになってしまいます。
ところが、そんなストーブを待ち受けるのは人々の冷たい仕打ち。
そ、そこまでしなくても…という出来事の数々に、子どももちょっとショックを受けていました(笑)
都合のいい時だけいい顔をする…残念ながらそれもまた人間の本質…
と思いながら読み進めると、物語の後半で森にたどり着くストーブ。
そこで出会った動物たちと仲良くなり、とある事件を経て。
ようやく「人から必要とされる喜び」を取り戻します。
終盤にストーブが見せる満面の笑顔が本当にしあわせそうで、「ストーブくん、居場所ができてよかったね!!」と親子で幸せな気持ちになれました。
前半で受けたひどい仕打ちがあるからこそ、後半のほほえましい姿が生きるこの絵本。
「他者の役に立つということが人間の喜びであるということ」
「必要とされる場所を自分で見極めなくてはいけないということ」
「自分の都合に合わせて態度を変えてくる人もいるということ」
「生活を支えてくれる道具に感謝して大切に扱うということ」
シンプルなストーリーですが、意外と大人にこそ刺さるような(笑)発見がたくさんあるいい絵本だと思います。
今の時期の読み聞かせにピッタリかと思いますので、ぜひ読んでみてくださいね。
何歳から読める?
字の量や内容的に3歳以上のお子さんなら読めるかなと思います。
途中出てくるオオカミが結構怖いので(笑)
怖がりのお子さんの場合はさきにチェックしてあげてくださいね。
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残念ながら現在欠品のようなので、興味がある方は図書館等で探すか店舗に在庫がないかどうか問い合わせてみてくださいね。
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