【文字に興味がある子におすすめ】絵本「漢字はうたう」【4歳・5歳・6歳・小学校低学年向け】
いつから文字を教えるか?
という点に関しては、ご家庭によって
いろいろな考え方があるかと思います。
わたしも以前
「字を覚えると絵本の文ばかり読んで
絵をじっくり見なくなってしまうのでは」
という意見を聞いて、なるほど、早ければいいというわけでもないか…と思っていました。
が。
娘は生まれつき字に対する関心が強いタイプのようで、読み方も自分から聞いてくるタイプ。それなら「好きこそものの上手なれ」ということでコツコツ教えてやりながら今に至っています。
そんな、「年齢のわりに字が好き」or
「ひらがなを覚え終わって漢字に挑戦したい」
お子さんにおすすめなのが本日の絵本
「漢字はうたう」です。
※ネタバレがありますのでご注意ください
作者は?
詩:杉本深由起
絵:吉田 尚令
↑絵本ナビさんで試し読みもできます♪
あらすじ&みどころ
子ども向け絵本ではめずらしい、
漢字をテーマにした絵本です。
漢字の子どもが会いに来た
ベレーのぼうしかぶってさ
「字」
風のなかには
いっぴきの虫が
すんでいるよ
風と
なかよしの虫って?
「風」
食べるって
人に良いって かく
それは
からだに 良いからじゃ
「食」
など、選ばれた18文字それぞれの特徴から
イメージした詩が文章として書かれています。
そのどれもが詩人さんならではの
瑞々しい感性で表現されており、
漢字に慣れていない子どもでも
絵のようなイメージで形をとらえることが
できるよう工夫されています。
それぞれの詩にあわせた絵もまた素敵。
どれも見開き1P分をぜいたくに使って描かれているのですが、
やや色あせたような落ち着いたトーンのイラストで詩の落ち着いた世界観ととても合っています。
巻末には作者の杉本さんによる
それぞれの漢字に対するイメージや、詩をどのように思いついたかなどについての解説つき。
世界を切り取る能力に長けた詩人さんのまなざしに触れることができます。
何歳から読める?
ひらがなをある程度覚え終わったお子さん・
ひらがなはまだ覚えていないけど
字に対する関心が高いお子さんなら
何歳でも読めると思います。
テーマも絵も大人っぽいので、
早い子で4,5歳~、おすすめなのは6歳~
小学校低学年くらいのイメージです。
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わが家はこれで漢字を覚えました!オススメです(笑
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↓文字に興味が出始めたお子さんに♫
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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